高齢者の肺炎による死亡率は成人の1000倍以上!!といわれ、超高齢社会においては肺炎診療の重要性は高まる一方です。
入院によるデメリットが大きい高齢者にとって、在宅で肺炎を治療できればという思いで肺炎治療セミナーを開催しました。
当日は当院医師である五味先生が考案した『在宅版肺炎クリニカルパス』についても説明し、治療の流れをパスを通して確認しました。また、グループワークも企画して参加者の方々で多職種の視点からより良い利用方法をディスカッションしました。
肺炎は兆候を見逃さないことと、日々の予防が大切ですが、肺炎を“撃退”するためには、ご家族の協力はもちろんのこと、訪問看護師、ケアマネジャーなど多職種の連携が不可欠です。
今回だけでなく、継続的に皆で意見交換できる場を作っていければと思います。