月別アーカイブ: 2013年1月

被災地支援 本吉病院の「在宅医療シンポジウム」が開催されました

本吉公民館で、地域住民、医療介護関連事業者を集めたシンポジウムを開催しました。シンポジウムのテーマは、地域の要望により、「在宅医療と看取り」。当院からは、遠矢院長と片山看護師が演者として在宅医療と看護についてのお話に行きました。

在宅医療シンポジウム
「本吉病院が地域で目指す在宅医療と看取り
~地域で、在宅で、大切な人をどう看取るのか~」
日時: 1月26 日(土) 14時~16時半
場所: 気仙沼市本吉公民館
プログラム:
・開会のあいさつ
・「最期までお家暮らしたい」を地域で支えよう
桜新町アーバンクリニック 院長 遠矢純一郎
・在宅終末期ケアに欠かせない訪問看護・介護の重要性
ナースケア・ステーション 所長 片山智栄
・在宅介護 が支える 「最後まで自宅で暮らす 」
気仙沼市津谷居宅支援事業所 ケアマネジャー 吉田理恵
・地域連携で支える在宅医療と保健師の役割
気仙沼市本吉総合支所保健福祉課 保健師 鈴木由佳理
・本吉病院が地域ともにめざす在宅医療看取り
気仙沼市立本吉病院 副院長 齊藤稔哲
・パネルディスカッション・質疑応答

本吉病院の斉藤副院長は「在宅医療における、患者や家族の不安は、看護や介護など様々な分野の連携で解消出来る」とお話しされました。また、年末に家族を自宅で看取った女性が、多くの医療・介護関連のスタッフに支えられた体験を語っていただきました。登壇者である保健師の鈴木由佳理さんやケアマネの吉田理恵さんは、「この地域でも、やっと在宅医療について語れる日が来た!」と感慨深い表情を浮かべていらっしゃったのが印象的です。シンポジウムには100名以上の参加者があり、会場は登壇者に真剣なまなざしを向けていました。このシンポジウムの様子は三陸新聞やTBC東北放送でも報道されました。

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三陸新報記事[PDFファイル]
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インフルエンザ流行中

今年のインフルエンザ感染症は典型的な症状(発熱・つよい全身倦怠感・ふしぶしの痛みなど)の方の他に、1日程度の高熱のあとに解熱するが倦怠感が長く続くかたが多い印象です。
外来での質問ナンバーワンは、ご家族の予防策。以前このブログでも紹介させていただいた内容を再掲したいと思います。

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被災地支援 在宅医療 遠隔セミナー(第2回)

被災地支援活動として、当院と本吉病院をテレビ会議システムでつないで在宅医療の遠隔セミナーの第2回目を行いました。今回は片山看護師による「訪問看護師だからできるメディカルケア ~褥瘡編~」でした。
今回も本吉病院の皆さん、地域の介護事業所・薬局の皆さん約40名に参加していただきました。平日の勤務後の開催にかかわらず、地域の事業所のほとんどからこの講演に参加していただいていて、地域が一体化しいっている感じをジワジワと感じます。 続きを読む