在宅医療部」カテゴリーアーカイブ

フランスの家庭医の研修を受け入れました

10月19日(月)から10月30日(金)の間、桜新町アーバンクリニック在宅医療部では、フランスのリヨンの家庭医であるソフィー・サン医師の研修の受け入れをしています。

今回のソフィーさんの桜新町アーバンクリニックでの研修は、世界家庭医療学会(WONCA)の若手家庭医の交換留学プログラムであるFM360(Family Medicine 360 Exchange Program)の一環として行っています。このプログラムは「世界的に交換留学を促進しよう」という考えのもとに、いままではヨーロッパを中心に取り組まれていたのですが、今回は初めてのアジアでの受け入れということになりました。4週間の日本での研修になるのですが、前半の2週間を東京の桜新町アーバンクリニックを中心に、また後半の2週間を九州の頴田病院を中心に研修プログラムが提供されます。

東京での研修プログラムでは、様々な医療機関のご協力をいただき、下記の表にありますように、幅広い医療現場での研修となります。桜新町アーバンクリニックでの在宅医療を中心に、用賀アーバンクリニックでの診療所外来、桜新町デイサービスでの機能強化に特化した通所デイサービス、イーク丸の内での女性専用の健診クリニックの研修に加えて、松村医院、東京医療センター、成育医療センター、王子生協病院で外来や緩和医療の現場も経験する機会を得ることができるようなものになりました。

また週末には、本人の希望を聞いて、24日の土曜日には鎌倉の寺社巡りや、25日の日曜日には浅草散策が予定されており、たくさんの人々との交流と日本の文化の触れ合いの機会も設けようと考えています。

今回の研修プログラムでご協力いただける皆様、本当にありがとうございます。心に残る研修になるようにしていきたいものです。

 

【表】ソフィー医師の研修プログラム in Tokyo

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森橋看護師が執筆協力した書籍が発売されました

訪問看護お悩み相談室~平成27年度改定版~
公益財団法人日本訪問看護財団

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中央法規出版から「訪問看護お悩み相談室」の平成27年度改訂版が出版されました。制度から実践まで、訪問看護のあらゆる疑問に答えた内容で、診療報酬・介護報酬の改定を受けてバージョンアップしています。その中で、森橋看護師が「第10章高齢者虐待」の一部を執筆させていただいています。ご興味のある方は、ぜひご覧になってください。


杉谷医師による区民向けセミナー

本日(2015/9/19)は公益社さんの主催の区民の方向けのセミナーで杉谷医師が「みんなで支える在宅医療」と題して、在宅医療とは?在宅医療で何ができるか?費用は?などのお話をさせていただきました。

●みんなで支える在宅医療セミナー (杉谷真季)


日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会で「在宅緩和ケアサポートパス」の発表をしました

第23回 日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会で当院の作成した「在宅緩和ケアサポートパス」について、篠田医師、森看護師、林の3名が発表いたしました。
「在宅緩和ケアサポートパス」は、病院から在宅へのスムーズな連携と、在宅療養の中で適切な時に適切なサービスを導入するための多職種の情報交換ツールで、約1年前から院内でチーム編成して、パスの作成、実践、改良を行ってきましたので、今回はその概要や工夫のいくつかを取り上げて報告させて頂きました。

●K12-3: 在宅発信の緩和ケアクリニカルパスの開発 (篠田裕美)



●K12-5: 在宅緩和ケアクリニカルパスの開発–現場視点のアプローチ- (林瞳)

 

●P5-4: 在宅緩和ケアの家族指導用パンフレットの作成 (森寿江)

現在活用中の「在宅緩和ケアサポートパス」は、下記リンクからダウンロードもできますので、もし、興味を持っていただける医療機関様がいらっしゃいましたら、ぜひご活用いただきまして感想などをいただければ嬉しいです。
在宅緩和ケアサポートパス

これからも一つ一つの経験を通じて改良していきたいと思います。

(看護師 林)


ホームクレールでの一般向けセミナー

こんにちは。梅雨が明け、本格的な夏の到来ですね。蝉の鳴き声を聞きながら、訪問看護で自転車を飛ばしています。紫外線、暑さ対策をしていかなくてはいけませんね。皆さんも熱中症などご注意ください。
さて、7月15日と22日に当院から世田谷区の住民の方向けのセミナーを開催いたしました。

7月15日認知症セミナー
講師:院長 遠矢純一郎先生、認知症認定看護師 森橋まり絵

7月22日膝痛セミナー
講師:医師 五味一英先生、理学療法士 木内大介

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ご健康な一般市民のみなさまと医療機関のスタッフが関わることが少ないなか、ホームクレール用賀のみなさんからのご提案でこのような会をもつことができました。病気になる前に予防的な関わりをすることも私たちの務めです。
クリニック外来などでは、予防としての関わりや介護上の相談に応じることなどが時間の都合上困難です。こういった場所と時間を調整することで、みなさまへの健康意識向上につながり、私たちの医療ケアの振り返りにもなると実感しました。
そして、医療者と一般市民がざっくばらんに話し合える場つくりをしていくことが、とても重要であると理解しております。
地域に開かれた、一般市民とつながる医療機関に。
今後わたしたちは、より力を入れて、広く一般市民の方へ健康の維持増進と予防、在宅医療の推進をしていきます。みなさまも、ぜひセミナーへお越しください。

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【次回ホームクレール用賀 オープニングセミナー】

8月21日(金)10時30分から 認知症セミナー
講師:院長 遠矢純一郎先生、看護師 片山智栄
タイトル:「認知症 世界の先進的ケアと世田谷区の取り組み」

8月26日(水)15時から
講師:医師 五味一英先生、理学療法士 吉村和也
タイトル:「いつまでも健康で自立した生活をするために(その2)〜転倒予防〜」

場所:ホームクレール用賀、東京都世田谷区用賀4−3−8
ご予約・お問い合わせ:03−6432−7730
(看護師 片山智栄)


生き方、逝き方を考える ~アドバンス・ケア・プラニングの考え方~

7月16日(木)に「生き方、逝き方を考える ~アドバンス・ケア・プラニングの考え方~」と題して、五味医師による地域向けセミナーを開催しました。

ここ数年、「終活」や「エンディングノート」などの言葉を耳にする機会は増えていますが、これから受ける医療やケアについてあらかじめ話し合っている方は多くないのが現状ですので、アドバンス・ケア・プランニングの考え方を通して、患者さんがその人らしい『生き方』(『逝き方』)ができるようにサポートすることが医療・介護に関わるメンバーの役割ですので、ワークショップを通じて様々な視点から意見を出し合いました。


在宅訪問薬局ガイド2015-世田谷区版-

在宅訪問が可能な薬局がみつかるサイト「訪問薬局ナビ」さんによる無料冊子「在宅訪問薬局ガイド」の世田谷区版ができました。当院の大須賀薬剤師のインタビューも載っています。

土日など緊急で対応していただけたり、訪問服薬指導をお願いできる薬局さんを探すことが出来ます。麻薬取扱い、緩和ケアなどの項目がありわかりやすいです。

ぜひご覧ください。

【PDFはこちら】

在宅訪問薬局ガイド2015

在宅訪問薬局ガイド2015


用賀駅前にコンシェルジュのいるカフェ「ホームクレール」がオープンしました

東急不動産さんが新たに展開されるコンシェルジュのいるカフェ「ホームクレール」が7/1に用賀駅前にオープンされました。

これから増えるシニア層がご自宅で快適に過ごせるように、介護や医療も含めた暮らしの相談や様々なアクティビティが開催されます。介護未満の方々への安心ライフサポートという新サービスです。地下にはペッパーくんもいます!

毎週木曜日の看護師による健康相談は、当院の看護師が協力しています。今後は、こちらのスペースをお貸し頂いて認知症カフェなどを開催する予定です。

お近くのにお住まいの方は、ぜひご利用ください。

名称:ホームクレール用賀
所在地:東京都世田谷区用賀4-3-8
階数:地上2階、地下1階
営業時間:10:00~18:00(定休日:日曜日・祝日)
http://homecreer.com/

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袴田医師と五味医師が在宅専門医に合格しました

日本在宅医学会の専門医制度は、2009年から在宅医療専門医育成のためにスタートした制度で、指導医のいる研修医療機関で1年以上の研修を経て、多岐にわたる在宅医療においてニーズに応えられる質の高い在宅医を育成するためのものです。

http://www.zaitakuigakkai.org/k-senmon.html

先日、当院の研修プログラムで1~2年研修をしていました袴田医師と五味医師が、今年度の専門医試験に合格して「在宅専門医」になることができました。当院からの在宅専門医は、黒崎医師(2011)、西田医師(2013)、市川医師(2014)につづいて4,5人目になります。

これからも在宅で療養される患者さんが安心して在宅療養できるように努めてまいりますので、引き続き宜しくお願いします。

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「クリニックばんぶう」に当院の取り組みが掲載されました

クリニック総合情報誌の「クリニックばんぶう 2015年7月号」に、訪問リハビリテーションと当院のコラボレーションに関する記事が掲載されました。

ご興味のある方は、ぜひご一読ください。

【掲載記事のPDFはこちら】
→ 201507ばんぶう 桜新町在宅

201507ばんぶう 桜新町在宅