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日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会で「在宅緩和ケアサポートパス」の発表をしました

第23回 日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会で当院の作成した「在宅緩和ケアサポートパス」について、篠田医師、森看護師、林の3名が発表いたしました。
「在宅緩和ケアサポートパス」は、病院から在宅へのスムーズな連携と、在宅療養の中で適切な時に適切なサービスを導入するための多職種の情報交換ツールで、約1年前から院内でチーム編成して、パスの作成、実践、改良を行ってきましたので、今回はその概要や工夫のいくつかを取り上げて報告させて頂きました。

●K12-3: 在宅発信の緩和ケアクリニカルパスの開発 (篠田裕美)



●K12-5: 在宅緩和ケアクリニカルパスの開発–現場視点のアプローチ- (林瞳)

 

●P5-4: 在宅緩和ケアの家族指導用パンフレットの作成 (森寿江)

現在活用中の「在宅緩和ケアサポートパス」は、下記リンクからダウンロードもできますので、もし、興味を持っていただける医療機関様がいらっしゃいましたら、ぜひご活用いただきまして感想などをいただければ嬉しいです。
在宅緩和ケアサポートパス

これからも一つ一つの経験を通じて改良していきたいと思います。

(看護師 林)


聖路加国際大学で看護学生さん向けに講演しました

5月18日に院長の遠矢医師、片山看護師が、聖路加国際大学の看護学生に「高齢社会に求められる看護師の役割 -訪問看護師の視点から-」という演題で、講演をさせていただきました。

参加者は50名程度で、学生さん以外にも急性期病院の看護師さんや看護大学の教員さんも聞きに来ていただいたので訪問看護に対する関心の高さを感じました。

これからますます重要となる在宅医療で、学生さんの関心も急性期病院から在宅に移り変わっているようです。在宅医療で何ができるのか、よい在宅医療はどんなものなのか、、参加いただいた学生さんは自分の進路にも思いを馳せているようでした。

一人でも多くの学生さんが在宅医療に興味をもっていただき、将来、在宅医療の場で活躍していただければ嬉しい限りです。

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在宅医療部登山部(正式名称は世界遺産部)

春といえば、新しいことをはじめたくなる季節です。
ということで桜新町アーバンクリニック在宅医療部では、登山部
(正式名称は世界遺産部)が始動しまして、4月4日に初登山へ行って
きました。

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場所は山梨県北杜市にある標高1,660mの日向山。
ここは不思議な山で、山頂が真っ白な砂に覆われてまるでビーチの
ような景観なのです。

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登り1時間半程度で絶景が見れるらしいとの情報で選んだのですが、
当日は曇り時々雨☂

山頂は霧の中で景色はまったく見えなかったですが、持ち寄った
食べ物での砂浜ピクニックはとても楽しかったです。

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気軽に登れる山なので、絶景を見にまた行きたいと思いまーす!

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(看護師 尾山直子)


さくら訪問看護ステーション瀬田に見学に行ってきました!

桜新町アーバンクリニック在宅医療部/ナースケアステーションの看護師の尾山です。往診同行だけではなく訪問看護も本格的に実施していくにあたって、他事業所の勉強も兼ねてさくら訪問看護ステーションへ見学に行ってきました。

見学では5件の患者様の自宅をまわり、訪問看護師の患者さんへの関わり方やケアを勉強させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。特にリンパドレナージの技術には驚かされ、私も勉強したいと刺激されました。在宅では病院のように医療器具や材料が揃っていない中で医療を提供していかなければならないことがしばしばあるため、看護師が自分の手で行える技術をひとつでも多く身につけ磨くことは在宅医療の充実につながっていくと感じました。

さくら訪問看護ステーションは所長の中嶋さんはじめ頼もしい訪問看護師さんがたくさんおり、当院がいつも連携をとらせていただいている事業所のひとつです。同じ地域をまわっているので同じ患者さんを担当している場合もあり、看護師同士でお互いの立場から患者さんについても話し合い、ケアを共有することができました。これからも地域の事業所同士で連携を取り合い、世田谷区の在宅医療が充実していけるようにがんばっていきたいと思います。

尾山