投稿者「sakura-urban」のアーカイブ

さくら訪問看護ステーション瀬田に見学に行ってきました!

桜新町アーバンクリニック在宅医療部/ナースケアステーションの看護師の尾山です。往診同行だけではなく訪問看護も本格的に実施していくにあたって、他事業所の勉強も兼ねてさくら訪問看護ステーションへ見学に行ってきました。

見学では5件の患者様の自宅をまわり、訪問看護師の患者さんへの関わり方やケアを勉強させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。特にリンパドレナージの技術には驚かされ、私も勉強したいと刺激されました。在宅では病院のように医療器具や材料が揃っていない中で医療を提供していかなければならないことがしばしばあるため、看護師が自分の手で行える技術をひとつでも多く身につけ磨くことは在宅医療の充実につながっていくと感じました。

さくら訪問看護ステーションは所長の中嶋さんはじめ頼もしい訪問看護師さんがたくさんおり、当院がいつも連携をとらせていただいている事業所のひとつです。同じ地域をまわっているので同じ患者さんを担当している場合もあり、看護師同士でお互いの立場から患者さんについても話し合い、ケアを共有することができました。これからも地域の事業所同士で連携を取り合い、世田谷区の在宅医療が充実していけるようにがんばっていきたいと思います。

尾山


認知症初期集中支援の全国的取り組み

当院では、厚生労働省から委託を受けるかたちでモデル事業として認知症初期集中支援を実施しています。厚生労働省は、9月2日、2013年度の認知症初期集中支援チーム設置促進モデル事業を行う市町村を発表しました。

認知症初期集中支援チームは、2012年9月に厚生労働省が公表した認知症施策推進5ヵ年計画「オレンジプラン」において示された施策のひとつ。看護師や作業療法士などの専門家からなるチームを地域包括支援センターなどに配置し、認知症やその疑いのある人を家庭訪問し、症状の程度の確認や必要なアドバイスを行うことで早期の診断や治療につなげ、対象者や家族を支援することを目的としてます。2012年度はモデル事業のスキーム検討を行い、2013年度と翌2014年度にモデル事業を実施。2015年度以降はモデル事業の実施状況などを検証し、全国普及のための制度化を検討することで予定されてます。

2013年度にモデル事業を行うのは、北海道苫小牧市、宮城県仙台市、山形県白鷹町、福島県福島市、群馬県前橋市、東京都世田谷区(当院)、福井県敦賀市、長野県長野市、京都府宇治市、兵庫県神戸市、岡山県新見市、山口県宇部市、熊本県荒尾市、鹿児島県南大隅町の14市町村。

認知症初期集中支援チーム設置促進モデル事業の概念図を載せますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
無題

 


認知症初期集中支援チームの活動-担当医師と看護師に現況を聞く-

「Visionと戦略」 2013.10月号に当院の認知症初期集中支援チームの活動が取り上げられました。
当院医師の上野秀樹先生と片山智栄看護師のインタビューが掲載されてますので、是非ご覧ください。

上野秀樹医師「チームだけでは支えきれないモデル事業でケアの標準化へ」
片山智栄看護師「初期集中支援チーム員研修で見えた手探りの現況」

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定期健康診断のすゝめ

私事ですが、先日に今春受診をした健康診断のフォローアップ面談のようなものを栄養士さんにしていただきました。

私はどちらかというと痩せ気味で、「痩せている分には問題無いだろう」と軽い気持ちで話を伺ったのですが、どうやらそれは大きな間違いでした。

検査における数値がどうであったか、については控えますが、、、
動物性脂質が不足していることやそもそものカロリーも不足気味であろうこと。
それにより冷え性を引き起こしていたり、疲れやすい体質となっていること、朝も弱いこと、等など
日頃より自分自身で感じている体調の「なんでだろう?」が浮き彫りにされていきました。

基本的には食生活を変えていくことで、数値も改善され上記のような症状も改善されていくであろう、とアドバイスを頂き早速取り組みを開始しようと思った次第です。

実際に軽い症状が起こっているので遅い部分もありますが、定期的な健康診断により数値として科学的に原因がわかり、対応策が見つけられた事はとても良かったですし
自分の身体と向き合う良いきっかけになりました。

桜新町アーバンクリニックでも世田谷区健診やがん検診等、各種健診を承っております。
また、具体的に食生活のアドバイス等も可能な栄養指導も行なっております。
お気軽にご相談いただき、ぜひご利用ください。

健康診断のご案内


在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク in 新潟

在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークの全国大会が新潟で開催され、当院の院長とスタッフが演題発表しました。演題内容を以下に添付しますので、是非ご覧下さい。

「認知症ケアのゆくえ」 院長 遠矢純一郎

「在宅医療24時間体制強化のためのモデル化」 事務長 村上典由

「在宅緩和ケアにおける薬剤師往診同行の役割と実際」 薬剤師 大須賀悠子

「地域医療連携支援システムの課題と将来展望」 事務スタッフ 北山摂

遠矢先生2大須賀さん1

村上さん2北山2


インフルエンザワクチン接種のご案内

今年のインフルエンザワクチン接種は

2013年10月1日(火曜日)からです。

ワクチン接種の予約は不要です。 念のため来院前に在庫確認のお問い合わせいただけると確実です。(TEL: 03-3429-1192)

1. 接種金額

3,000円 (1回目、2回目同様)

下記の方は世田谷区より費用助成が受けられます

<接種当日1歳~15歳までの方>
自己負担金額:2,000円

<平成24年12月31日までに65歳以上になられる方>
自己負担金額:2,200円

また、満60~64歳で心臓、腎臓、呼吸器、HIVによる免疫機能障害が身体障害者手帳1級相当の方については申込みが必要です。世田谷区保健所感染症対策課(TEL : 03-5432-2437)までお問い合わせください。

2.接種受付時間
月曜日~土曜日 9:00~12:00 / 14:00~18:00

3. 当院で使用しているワクチンの保存剤について

当院ではチメロサールを保存剤として使用したインフルエンザワクチンを主に接種しております。妊婦及び妊娠の可能性のある方にはチメロサール以外の保存料を使用したワクチンをご案内させていただいておりますので、お問い合わせください。また、上記の方以外でチメロサールが含まれないワクチンをご希望の方は、来院時に受付にその旨お伝えいただき、医師とご相談ください。


外来の、少しだけ混雑がやわらぐ時間帯

外来事務の長田です。
ここ数日は過ごしやすい気温となってきました。少し肌寒ささえ感じるほど
です。寒暖の差も大きくなり、外来には体調を崩してお見えになる方が増えて
きています。そして、インフルエンザの予防接種も始まる10月からは、例年当院
の内科・小児科・消化器内科の外来も本格的に混み合ってきます。当院の医師
としては、(文字通り)休みなく次々と診療に臨むのですが(もちろん、できる
だけ丁寧に)、それでもやはりお待ちいただく場合が出てきてしまいます。本
当に心苦しいことなのですが、、、

さて、そのようななかにあって、じつは比較的空いている時間帯というのもあり
ます。それは、火曜から金曜の午後14時~16時頃です。日ごとのご来院状況に
よってお約束はできないのですが、運がよければぽっかりと空いている幸運(?)
の時間帯なのです。
お待ちいただくことに対する根本的な解決ではないのですが、お時間の調整が
つく方はぜひ上記の時間にご来院ください。
私どもとしましても、できるだけお待たせしないよう、これからも工夫を検討
してまいりたいと思います。


遠矢院長が「在宅医療導入のメリット」について講演しました。

当院の院長である遠矢純一郎医師が、やさしい手(介護事業所)主催の講演をおこないました。

「在宅医療導入のメリット」について講演してますので、在宅医療に興味がある方や在宅医療のことをもっと知りたい方には大変参考になる内容となってます。

是非ご覧下さい。


大きな目標への小さな工夫

こんにちは、桜新町アーバンクリニック 外来事務の大草です。

皆さんは「内視鏡」ってご経験ありますでしょうか?
人によっては、二度とやりたくない・・・という方や、
健康管理のため毎年やっています!という方もいらっしゃると思います。

さて、内視鏡では施術前に「キシロカイン」というお薬を口に含んで頂き喉の局所麻酔を行います。
これは、内視鏡で使うチューブを口から胃まで挿入する際、喉を通過した辺りで発生する嘔吐反射を
なるべく抑制し、円滑に検査を行うために実施するものです。
が、、このキシロカインというお薬、5分程お口に含んでいただくのですが、、非常に苦いです。
人によっては5分も含めない程で、うまく麻酔が出来ないケースもありました。
当院では、そんな方への対策としてスタッフが考える様々な試みを実施しています。
(例えばお薬を非常に低温にすることで、苦味を軽減させる等・・)

法人の理念である、「患者視点の医療」を実現させるという大きな目標に、
このような小さな工夫を積み重ね、スタッフ全員で「患者視点の医療」を実現できるよう頑張っています。

内視鏡は経験あるけど、、、薬が苦くて麻酔があまり効かなかった・・・という方や、
内視鏡はちょっと怖くてできない・・・という方、内視鏡に限らず
当院では出来るだけ患者様の心身の苦痛が少なくなるよう、医師、看護師、事務が
一体となって取り組んでいますので、お困りの際は是非ご相談ください。