投稿者「sakura-urban」のアーカイブ

在宅医療部「5周年記念誌」の作成中です!

事務長の村上です。
当院が在宅医療を開始してから5年が経過しました。
これまでに約800名の方の患者さんとの出会いがありました。
これもひとえに、いつも温かく迎えてくださる患者さんやご家族の皆さま、さらには私たちを支えてくださっている医療機関や介護事業所の皆さまのお陰であると大変感謝しております。
2年前に3周年記念誌を発行しましたが、それからの2年間でも沢山の出会いと、様々な取り組みにかかわらせてもらう機会をいただきましたので、それらをまとめた5周年記念誌の発行を準備しております。

2ヶ月前から始めた編集作業ですが、(編集チームが力を入れすぎとの評もあるのですが、、)現在大詰めを迎えております。
今回は、私たちの取り組みのご紹介を写真を多用してご紹介しようと思っていまして、11月中に完成、12月初旬には患者さん、連携先の皆さまにお渡ししたいと思っています。
完成した際は、当ブログにもPDFをアップしようと思っていますのでぜひご覧になってください。

5周年表紙


ゆめてらす三軒茶屋にてスタッフ向け勉強会をしました。

10月31日(金)に、ショートステイゆめてらす三軒茶屋にて「認知症について」の勉強会をさせていただきました。
この勉強会は、先日ショートステイゆめてらす三軒茶屋を見学させていただいた際に、ゆめてらすのスタッフから在宅医療についてもっと知りたい、認知症についてもっと知りたいという要望があり、実現する運びとなりました。

10月の中旬に第一弾として「在宅医療について」の勉強会しました。
今回は、「認知症について」ということで、当院からは、認知症患者の治療やケアに関わっている精神科の新川医師、看護師の片山さん、作業療法士の村島さんが参加しました。

数日前のファシリテーションセミナーで学んだことを生かして、席の並びなども少し工夫をしました。
その甲斐あってか、会の終盤は、たいへん有意義なディスカッションをすることができました。
勉強会を通して、我々のほうも、いろいろな学びがありました。参加してくださった方々、どうもありがとうございました。

ゆめてらす


台湾看護大学御一同様ご来訪

10月30日(木)に台湾看護大学の方々が当院を見学に来られました。

日本の在宅医療の現場見学と当院院長や看護師長からの説明を聞いていただきましたが、とても参考になったようでお互いに有意義な時間を過ごしました。
台湾看護大学の方々は、日本滞在中数多くの医療機関をまわられるようで時間刻みのスケジュールでしたが、そのなかで当院を見学していただき嬉しい限りでした。

次回、日本来訪時も是非お越しください。

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ファシリテーションセミナーを開催しました

10/29(水)に当院でファシリテーションセミナーを開催しました。

今回の開催の目的は2つありました。
一つ目は、クリニックで開催してきた地域向けのワークショップ、担当者会議や院内のカンファレンスなどでファシリテ-ターを務めるにあたって参加者の意見をうまく引き出し、まとめるためのスキル向上でした。
二つ目は、院内のカンファレンスなどに参加する側の立場の時に、聞くだけでなく皆が意見を言い、議論できるような参加者として必要な意識醸成をする力を養うためでした。

講師は医療機関向けの組織づくりを支援してる会社さんでした。
http://accreteworks.com/index.html

セミナーの最後にファシリテーションの練習課題として、「今年の忘年会の企画をせよ!」が課せられ、実際に悩んでいた問題でもあったので、闊達な意見が多数出ておもしろかったです。

とても勉強になるセミナーでした。
第2回を楽しみにしてます!

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第20回 記念大会全国の集いin岡山2014に参加しました。

9月14日(日)・15日(月・祝)に岡山で開催された第20回記念大会全国の集い【地域包括ケアシステムと在宅ケアを支える診療所・市民の役割】in岡山2014に参加して、8演題を口演発表しました。
来年の全国大会は北海道と少し遠いですが、引き続き当院の取り組みを学会で発表していきたいと思います!

氏名      発表演題
片山Ns    訪問看護師による認知症初期集中支援サービスの実際
村上Ns    在宅医療における骨粗鬆症の治療と看護について
村上事務長   在宅医療の業務効率化の取り組み(ディクテーションによる診療録作成サポート)
村上事務長   診療報酬を正しく算定するためのツール「コスト表」の活用とその効果
北山副事務長  地域医療連携支援システムの利用実態とその課題
北山副事務長 「死亡診断時の立ち振る舞い」マニュアルの活用
スタッフ    地域包括ケアシステムの構築に役立つ、死亡届データを利用した現状分析と将来予測について
スタッフ   「24時間対応」の負担軽減策と今後の課題-在支診に対するアンケート調査から-

NPO2 NPO3 NPO5

NPO11 NPO9 NPO1

NPO7 NPO8


「コスト表」の活用とその効果 NPO市民全国ネットワーク第20回全国の集いin岡山2014

当院の事務長である村上が、NPO法人在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークで発表した資料と「コスト表」のご紹介です。
以下に添付しますので、是非ご覧下さい。

『診療報酬を正しく算定するためのツール「コスト表」の活用とその効果』 村上典由

※「コスト表」はこちらからダウンロード可能です。
コスト表

『「コスト表」記入の際の注意点』[動画]


高次脳機能障害のある人たちへの支援に関して

8月19日(火)に高次脳機能障害のある人たちへの支援に取り組んでいる、ケアセンターふらっとの理事である和田敏子様にお話をいただきました。

復職リハビリ訓練だけでなく、個人の性格や、やりたいことを尊重した支援に取り組んでいられることがわかり、大変に驚きと感銘を受けました。

当日は当院医師・スタッフ20名から様々な質問が出るほどとても興味の惹く内容でした。
近いうちにケアセンターふらっと様のところに見学に行きたいです。


納涼会を開催しました!

7月31日(木)に院内で納涼会を開催しました!

当日はスタッフ全員が余興をおこなうという非常にアクティブな会となりましたが、スタッフのお子さんも参加したりと総勢25名にも及ぶ素敵な納涼会となりました。
院長は手品、医師・新人さん達は「アルゴリズム体操」、看護師さん達は「あたりまえ体操(アーバンバージョン)」、事務長は「ようかい体操第一」を披露しました。

忘年会ではさらなる余興の質の向上を誓い、納涼会は幕を閉じました。
忘年会が楽しみ?です。

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くらら用賀看取りケアセミナー

院長の遠矢純一郎です。

先日くらら用賀で「看取りケアセミナー」を実施しました。

対象は、ほとんどが看取り経験の無いホームスタッフの方々。
皆さん実体験としても、死に向かう過程に向き合う経験が無いので、「怖い」「どうなるのかわからない」「自分になにか出来ることがあるのか?」といった不安を抱えているようでした。

それでも先日くららで看取った方に夜勤帯から朝まで寄り添い、最期を看取ってくださった若い男性ヘルパーさんは、「駆けつけた家族に、どういう言葉をかければいいのかわからなかった」と言うので、「亡くなられた本人には、お別れにどんなお言葉をかけられたのですか?」と聞くと「最期までお優しい方でしたので、『ありがとうございました』と申し上げました」とおっしゃいました。天に召された方への愛情と畏敬、感謝の気持ちこそ、看取りに向きあうときに必要な気持ちだと思いますが、そこに立ち会われたことで自然と学びを得ているようでした。

少人数でしたが、とても充実した勉強会になりました。

くらら用賀セミナー


英国医療に関する勉強会

当院のスタッフであり、英国の理学療法士でもある木内大介さん(事務)が英国医療の現状をセミナー形式で発表いたしました。
英国は医療にフリーアクセス出来るので、日本とは制度や考え方が違います。
また、最近では日本同様に医療財源の在り方に抜本的な変更がなされているようです。

英国は日本と異なり医療を受けるのに保険証が要りません。
英国民だけでなく、6ヶ月以上滞在している外国籍の方も医療にフリーアクセス出来るようです。

ただし、介護に関しては所得に応じた個人負担があるようで、限られた財源でいかにケアを提供するかが模索されています。

今後も海外の医療制度に関してもお話していけたらと思います。