投稿者「sakura-urban」のアーカイブ

Dementia forum X Japanでこれからの認知症ケアのあり方についてお話しました。

2018/04/25 スウェーデン大使館で行われたDementia forum X Japanというイベントに参加させて頂きました。これは日本とスウェーデン国交150周年を記念して、スウェーデンにて2015年より開催されている「Dementia Forum X」を、初めての海外開催として日本で開催されたものです。訪日中のシルヴィア王妃もご臨席され、王妃の変わらぬ認知症への強い関心と王妃ご自身のお母様が認知症を患われたことから始まったシルヴィアホームや多職種への認知症教育を目的としたシルヴィア財団の取り組みについて、自らスピーチされました。

私がKarolinska instituteによる「一般医のための認知症ケア修士課程」(これもシルヴィア財団による寄付講座)を約2年半かかって修了し、シルヴィア・ドクターの称号を頂いてからはや2年経ちます。その間にも在宅医療はもちろん、初期集中支援や東京都のBPSDケアプログラム、看多機に認知症の方にやさしいデザインを採用するなど、様々な形で認知症への関わりの機会を頂いているので、それらを少し総括しつつ、これからの認知症ケアのあり方についてお話させて頂きました。

会場にはKarolinskaの講義でも教わったWillhelm Hofmann先生も来られており、私のスピーチを喜んでくださいました。シルヴィア財団による教育プログラムは、介護士、看護師、医師に加え、作業療法士などのセラピストに対する専門教育にも取り組み始められたそうです。オンラインで完結する体系化された質の高いカリキュラムと世界から集まる受講者間のディスカッションは、他では得られない学びに溢れています。ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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「えにしの会」で院長 遠矢純一郎医師が講演しました。

2018/04/21 院長 遠矢純一郎医師が「えにしの会」の第3部で講演しました。テーマは「クロストーク・つつみこむ社会へⅡ」。ひとりひとりがその強みを生かしながら、やりがいや存在感を感じられる強いチームを育む組織の工夫についてお話しました。

・赤ひげからシステム化へ (遠矢純一郎)
・すべての人に居場所と役割を (豊中市社協 勝部麗子さん)
・動くと変わる政治や法律・条例 (「下流老人」著者 藤田孝典さん)
・縦割りの解消から住民のQOL向上へ (和光市教育部長(前保健福祉部長)東内京一さん)
・次の一手を考える (厚労省保健局長 鈴木豊彦さん)
・Social Inclusion and Diversity (厚労省社会援護局長 定塚由美子さん)
・『つつみ込む社会』のかたち (中央大学教授 宮本太郎さん)

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在宅医療スキルアップセミナー「がん患者さんが家に帰るとき」を開催しました。

2018/4/18 本日は毎月恒例の在宅医療スキルアップセミナーを開催しました。当院の在宅医 篠田裕美医師による「がん患者さんが家に帰るとき」のお話。
じっくり実症例を追いながら、在宅導入期、維持期、終末期のそれぞれのフェーズにおける患者さんやご家族の気持ちや思いをその発言から振り返りました。

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「ホームホスピス宮崎 かあさんの家」「フォーピース紫原」を見学させていただきました。

2018/04/15-16 当院のメンバーが宮崎と鹿児島の2つの施設に見学させていただきました。

「ホームホスピス宮崎 かあさんの家」
市原さんが語られるひとりひとりの看取りの物語をささえている介護士さんたちの努力と情熱が素晴らしく、あえて施設化しないことで、柔軟な対応が可能となり、地域の様々なニーズに応えているとのこと。医療を最小限にしながら、喜びを最大限にしていく在宅ホスピス。様々な研修で医療マインドと必要なスキルを身につけ、実践なさっている介護士さんたちが地域ホスピスケアを支えていらっしゃいました。

「フォーピース紫原」
鹿児島市内で在宅医療と訪問看護を展開されているひさまつクリニック様が昨年開設された看多機「フォーピース紫原」を見学させていただきました。医療ニーズが高くなっても「いつもの場所、いつもの人たち」で対応できるという安心感は、言うまでもなく様々なメリットをもたらします。かあさんの家同様、痰の吸引や介護技術などについて積極的に習得出来るように教育カリキュラムがあったり、また隣接する訪看ステーションとの情報共有にも様々な工夫があったりしました。

両施設の皆様、本当にありがとうございました。

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世田谷区からの委託事業「認知症在宅生活サポート事業」が始まりました。

2018/04/01 今年度から5年間、世田谷区から受託しました「認知症在宅生活サポート事業」が始まりました。認知症初期集中支援事業を5年間担ってきた桜新町アーバンクリニックを中心としたチームが運営していきます。
世田谷区のこれまでの取り組みとして、地域包括支援センターでの「もの忘れ相談窓口」や、認知症に関する普及啓発、ご家族の支援、地域密着型サービスの積極的な整備など、在宅生活支援施策を進めてきました。今回のセンター事業は、構想から足掛け4年以上、万を持して平成30年4月からスタートするもので、認知症の人の在宅生活支援のための専門的・中核的拠点として「世田谷区の認知症ケアモデル」の構築を目指す役割を担います。

世田谷区豪徳寺2丁目28-3 厚生会館2階
世田谷区認知症在宅生活サポート室
03-6413-7050

新しいメンバーとともに、これから色々と活動してまいりますのでどうぞ宜しくお願い致します。

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毎年恒例のクリニックのお花見 in 砧公園

2018/03/28 今年も診療の合間を縫って、砧公園で恒例のお花見を開催しました。今年は満開の状態で、山のように大きな桜が見事でした。
4月からは新入職のスタッフが1名、育児休暇復帰のスタッフが2名加わりました。 引き続き、世田谷での在宅医療を支えてまいりますので、今年度も宜しくお願い致します。

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在宅医療スキルアップセミナー「認知症の最新事情」を開催しました。

2017/3/20 本日は毎月定例の在宅医療スキルアップセミナーを開催しまました。院長の遠矢純一郎医師による「認知症の最新事情」のお話。国内外の様々な取り組みやこの春から始まる世田谷区の新事業「認知症生活支援サポートセンター」の紹介とともに、これからの認知症ケアについてお話しました。

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在宅医療部の「8周年記念誌」が完成しました!

桜新町アーバンクリニック在宅医療部の「8周年記念誌」が完成しました!
これまでも、3周年誌、5周年誌と作成してきましたが、それぞれの「今」を表現しています。
日々の診療やケアだけではなく、様々なことに挑戦し、常に変化し続けるクリニックだからこそ、こういった形にしてみました。

この記念誌を作成するまでも、編集チームを立ち上げて1年、日々の業務をしながらの作業、しかも、雑誌などの作成をしたこともなく、みんなで手探りしながら進めてきました。途中は「本当にできるのかな?」と心配になることもありましたが、無事に完成いたしました。

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PDFはこちらからご覧になれます。

今回の記念誌は写真を多く載せており、そのほとんどの写真を尾山看護師が撮影してくれました。
元々写真を撮ることが趣味だったようですが、今では写真を学ぶために学校に通っています。その成果として、どれも素晴らしい写真が撮れています。
訪問診療や訪問看護の日常やクリニックの雰囲気、そして私たちと地域や患者様、そのご家族との繋がり、苦悩や喜びなどが伝わると思います。

この記念誌を作成するにあたり、ご協力頂いた患者様、ご家族様、連携先の皆様、インタビューにご協力頂いた皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
改めて、たくさんの方々に支えられてクリニックが存在していることを感じました。
本当にありがとうございました。

連携先の皆様などには順次発送させて頂いておりますが、多くの皆様にも是非ご覧になって頂きたいと思っております。ご希望の方がいらっしゃいましたらお送りしますのでご連絡下さい。
8周年記念誌 申し込みフォーム

(看護師 赤崎真理)

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「おひとりさま」の上野千鶴子先生が見学にお越しくださいました。

2018/03/02 看多機「ナースケア・リビング世田谷中町」に、「おひとりさま」の上野千鶴子先生が見学にお越しくださいました。老いてからの住まう場所と当事者や家族の意識や現状についてのディスカッションはさすがの鋭い視点で面白かたです。いつまでも望む場所で暮らし続けたいをささえる看多機には大いに共感してくださいました。

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『医療・介護・福祉の地域ネットワークづくり事例集』に当院も取り上げていただきました。

2018/03/1 「BetterCare」編集部が企画・編集・制作を担当した『医療・介護・福祉の地域ネットワークづくり事例集』(素朴社刊)が出版されました。全国の先進的な30事例が詳細に紹介されていて、当院も取り上げていただきました。(表紙の一番上の写真も)

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