2019/04/13 今日はオランダからの視察団14名が来院されました。病院関係者やマイクロソフトなどICT関連等の方々で、日本における医療へのICT活用を視察に来られたそうです。
遠矢医師からは在宅医療の実際と現場の診療やケア、連携をささえるICTシステムやモバイル化された医療機器、センサーやビデオによる遠隔モニタリング、ロボットなどの現状をお話させて頂いた。
今回病院関係者が多かったこともあり、たくさんの質問やディスカッションが広がりました。「日本はなぜ少子化が続くのか」「死亡場所は施設にも広がっていくのか」といった全般的な社会や制度のことから、地域連携システムと病院やクリニックの電子カルテシステムとの接続の有無や今後それらが統一される将来的な可能性などに特に興味を持っておられたようです。オランダも診療情報の一元化を目指して規格は作られているが、それぞれの電子カルテメーカーの囲い込みもあり、なかなか普及していないということでした。
あっという間の2時間半でしたが、自分たちの現状を振り返る時間にもなり、貴重な機会を頂いたことに感謝したい。次はオランダでまたお会いしましょう。