取材・執筆

日本経済新聞と朝日新聞に上野秀樹医師が紹介されました

こんにちは、桜新町アーバンクリニック事務の北山です。

当院の上野秀樹医師の認知症の取り組みが、10月25日(木)日本経済新聞と朝日新聞で紹介されました。

上野医師は、精神科医になって20年、近年では認知症の方の生活を支えるために認知症の高齢者宅や施設への訪問診療を開始しています。

これまでに診察した妄想や徘徊などの症状のある約7百人のうち、実際に精神科病院に入院したのは約20人にとどまるという。

上野医師によれば、認知症の方のご家族への支援こそが大事であると言います。

ご家族が穏やかだと認知症の方も落ち着くということです。

厚生労働省の推計によると、2012年時点で介護や支援が必要な認知症の高齢者は305万人で、65歳以上の人口に占める割合は約1割になっています。

2002年時点の推計149万人から10年で倍増。その要因として、厚生労働省は高齢化に加え、認知症への関心が高まり、医療機関を受診する人が増えたことが要因とみている。
同省の認知症施策五カ年計画(オレンジプラン)では、従来では「認知症の人を疎んじ、拘束するなど不当な扱いをしてきた」として、認知症の方の本意を尊重していくべきことを謳っています。

施設や病院中心の認知症ケアから在宅中心のケアへと行政を巻き込んだ取り組みがいま始まろうとしています。

今後の政策に期待したいです。

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講師 上野 秀樹医師
医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック在宅医療部非常勤医師
社会福祉法人ロザリオの聖母会 海上寮療養所
東京大学医学部を卒業。平成16年 東京都立松沢病院の認知症精神科専門病棟を担当。
現在は千葉県旭市にある精神科病院『海上寮療養所』で認知症高齢者の訪問診療を行いつつも、世田谷区を中心とした地域で認知症患者の外来・訪問診療を行っている。

詳しくはファミリードクター紹介のページをご覧ください。