先週末は、土曜日の外来が午後7時に終わってから新幹線に飛び乗り、移動。
日曜日朝から石巻市渡波にある小児科休日診療を行っているNPOのクリニックで
ボランティア診療をしてきました。

NPO法人ジャパンハート　こども・内科クリニック
http://www.kodomo-naika-clinic.org/

インフルエンザの流行が落ち着きつつあるものの、生後4ヶ月から親世代と幅広い年代の30名弱の患者さんの多くは発熱疾患で、すこし前に桜新町近辺に住んでいらっしゃった方の来院もあり、いつもと同じように診療できました。

診療後に、ふりかえりミーティングをしていたところ、クリニックのスタッフに
「今日は、診察室から笑い声が良く聞こえてましたねー」
と言っていただき、とても嬉しかった。。
お母さん・お父さんも納得・満足な感じだったと言っていただけました。

小児科研修医だったころ好きだったテキストに、横浜市立大学の横田俊平教授の
「小児の外来診療ABC」があります。

この本の副題はー
病気に厳しく　こどもに優しく　外来は楽しく！
とあって、自分もいつもその心がけで診療しています。
お子さんも、あまり経験したことのない痛みや苦しみなどのなか、
病院に来ると、服を脱がされ、みみはなのどをぐりぐりされて、おなかを押され、時には鼻から検査、採血ちっくんされたり、鼻吸いされたりします。
その不安な気持ちや泣きたい気持ちを受け止めて、正確な診断とはやい回復を目指して、すこしでも楽しく外来診療をしていけたらと思っております。

今後も石巻市での小児科支援はつづけていきたいと思っております。
よろしくお願いいたします、ジャパンハート こども・内科クリニックの皆様！