アーバン日誌
スキンケア用品「リモイス」の勉強会
取り組みいろいろ 2025年1月22日
本日は、外部からの勉強会として、医師および看護師、セラピストがスキンケア用品「リモイス」の知識を学びました。
在宅医療や訪問看護では、ご自宅で療養されている患者さんや利用者さんの身体の清拭や入浴介助、排泄の介助やアドバイスなどを行っています。また、点滴やカテーテルなどの医療処置、人工肛門・人工膀胱のケアも行っています。このような場面で、患者さんや利用者さんの肌の負担を可能なかぎり減らしつつ、皮膚の汚れを拭き取ったり、医療器具周辺の皮膚を清潔に保つことは、日々の課題です。
泡クレンジング剤を使って、汚れの落ち具合を確かめます。手のひらに書いたマーカーの赤色(汚れ)が浮き上がって、ピンク色の泡に。
新聞紙に粘着テープを貼り、保護膜形成剤を塗布したものと塗布していないもののテープ剥離時の違いを確かめます。塗布したものはスルリと剥がれます。テープで固定した医療器具を交換する際に、皮膚を保護できます。
「家で暮らしたい」という願いを引き続きサポートするために、医療スタッフ一同、知識とスキルを継続して向上していきたいと考えています。
※「リモイス」は水での洗い流しが不要という特徴があり、昨今は災害時にも活用されているそうです。
ご協力:アルケア株式会社