アーバン日誌

全スタッフによる「クレド(行動指針)研修会」

取り組みいろいろ 2022年4月20日

3日間かけて、当院の外来、在宅医療部、看多機ナースケア・リビング、認知症在宅生活サポートセンターの4拠点のスタッフ合同で、「クレド(行動指針)研修会」を開催しました。

当院で在宅医療を開始して12年。地域のニーズに合わせて規模が大きくなり、時代の変化とともに介護や行政サービスなど事業の範囲も広がってきました。拠点が増えたり組織が大所帯になってきたのでこれまでみんなで大事に育んできた「自分たちらしさ」をきちんと言葉にして、より強く優しいチームへと進化していきたい、そんな意識がメンバーの中に自然に起こり、プロジェクトチームによるクレド作りが始まりました。

ルールで縛るより、理念や行動指針を共有することで、ひとりひとりの個性やプロフェッショナリティをのびのびと発揮できる、そんな組織でありたいという思いを込めつつ、ようやく2年前に完成したクレド。
それぞれが自分の中にクレドを接着させる機会となるよう、コロナ禍に突入し延び延びになっていたクレド発表&研修会を、全拠点のスタッフ80人を3グループ3日間に分けてようやく実施することができました。


ファシリテーターにテルメイクの大曽根さんを迎え、クレドの言葉とメンバーの日々の実践の中にあるやりがいや歓び、信条などを重ね合わせていきます。それぞれ職種も業務も違うけど、同じ言葉に共感しあっているのをみて、クレドが緩やかに組織をつないでくれることを確信しました。

クレドをスタッフに紹介した後、それを具現化するためのワークショップでは、わずか7~8分のうちにひとり5~8つの方策が出し合いました。一時的なお祭りに終わらせず、目指すミライに向かっていけるよう、みんなから寄せられた方策をひとつひとつカタチにしていこうと思います。

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