認知症初期集中支援事業
認知症初期集中支援事業について
認知症初期集中支援チームは、2012年9月に厚生労働省が公表した認知症施策推進5ヵ年計画「オレンジプラン」において示された施策のひとつ。
看護師や作業療法士などの専門家からなるチームを地域包括支援センターなどに配置し、認知症やその疑いのある人を家庭訪問し、症状の程度の確認や必要なアドバイスを行うことで早期の診断や治療につなげ、対象者や家族を支援することを目的にしてます。

当院の活動
当院は2012年の研究段階から、認知症高齢者への往診を実践してこられた上野秀樹医師と共に、厚生労働省・世田谷区と連携しながらモデル事業として取り組んでまいりました。
2012年から試行錯誤を繰り返しながら、診療所併設の訪問看護ステーションモデルの確立を目指しています。今後もこの初期集中支援サービスが拡張されることで、認知症の方々にとって住みやすい地域へと活性化できるようわたしたちが貢献していきたいと思っています。
取組みの成果
対象者の多くは、介入前には医療や介護などのサービスに繋がっていない方が大半ですが、平成25年の取り組みでは介入によって、①介護保険サービスの利用、②主治医の有無、③認知症診断の有無ともに効果が見られました。

2021.06.05.
- 世田谷区の市民向け認知症講演会に登壇
2021.03.15.
- 「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」の具現化に向けて
2021.02.18.
- 世田谷区の認知症とともに生きる希望条例についての広報動画がリリース
2021.01.25.
- 【認知症スキルアップ研修】認知症 在宅生活支援の新しいカタチ ~本人主体の初期集中支援からの地域連携~
2021.01.10.
- 「にんさぽ便り」第4号発刊
2019.02.22.
- 認知症初期集中支援について、この6年間の実践報告会を開催しました。
2019.02.22.
- 「認知症フレンドリー社会を考える」をテーマに在宅医療スキルアップセミナーを開催しました。
2019.01.17.
- 世田谷区の初期集中支援チーム事業に根本厚労省大臣が視察に来られました。